強い体へ

高麗人参の形は人に似ている

人参という言葉は、野菜のにんじんが先なのではなく、実は高麗人参が先です。
日本に入ってきた時期として、高麗人参の方がうんと早く、野菜のにんじんはそんな高麗人参に似ていることからにんじんと呼ばれるようになったのだと言われています。
では、なぜ高麗人参には「人参」という字があてられるようになってのでしょうか?それは、高麗人参の形が人に似ているように見えるからだと言われています。

高麗人参は植物の根の部分ですが、その価値は実は見た目によっても左右されます。
太くつやがあるものほど高価になるのですが、更に人の形により似ているものほど高価になっていくというのです。
形によって品質や効果・効能に違いがあるのかどうかは分かりませんが、もしかすると人型のものを取り入れることで健康に長生きできるというような何かのまじない的な慣習が残っているのかもしれません。

また、この根の成長具合は、栽培されている年数で等級分けがされています。
一番若いものは1年根で、最も上の等級は6年根です。
ちなみに3年根までは高麗人参としての効果・効能はまだほとんど期待できないということですから、できることなら4年根以上の等級のものを選ぶことが大切です。
高麗人参の効果・効能には様々なものがあります。
虚弱体質を改善するという作用もありますし、免疫向上にも役立ちます。

高血圧や糖尿病・アトピーなどの改善にも良いと言われていますし、最近ではがんの治療の際にも役立つのではないかと言われています。
更には、身体的な不調だけでなく精神的なストレスの軽減にも良いそうです。
このように全身の症状を整えてくれることが分かっている高麗人参ですが、現在はその効果や効能は科学的に解明が進められています。
しかし、そうした研究がされていなかった昔には、もしかすると全身の健康のためにという役割で使われ始めたのも、人の形に似ているということが始まりだったのかもしれませんね。