強い体へ

収穫まで6年。難しい栽培方法

高麗人参の栽培はとても難しいということが分かっています。
日本にも約2000年前と非常に早い段階で入ってきていた高麗人参ですが、その栽培の難しさから、国産のものが作れるようになったのは江戸8代将軍吉宗の時代でした。
現在でも高麗人参の栽培には非常に手間隙がかかり難しいといわれています。
まず高麗人参は続けて同じ土地に栽培する連作ということができません。
それはなぜかというと、高麗人参を栽培すると土の中の栄養成分をしっかりと吸収してしまうので、同じ場所にそのまま植えようと思っても思うように育たないのです。

しかも根腐病原菌の影響によって根が腐ってしまうということもあります。
また、栽培していく過程も非常に環境の管理に苦心しなければいけません。
なぜなら、直射日光や風雨にさらされることは成長に悪影響を及ぼすからです。
高麗人参がよく育つ環境は、暑くもなく寒くもない穏やかで水はけの良い酸性の土壌なのですが、そうした環境を保つというのはなかなか難しいのです。

連作のできない高麗人参を作るためには、1度高麗人参を栽培した場所で稲を育てるという方法が取られています。
例えば、今年高麗人参を植えたとしたら、それを収穫してから5年間は稲を育てて土壌をまた高麗人参にとって良い状態に戻していくというのです。
こうすることで、この土地で再び高麗人参を育てることができるようになります。
このように見ていくと、高麗人参の栽培には非常にたくさんの手間隙がかかるということが分かります。

しかも高麗人参は1年間では収穫ができません。
なぜなら、3年以上経ったものでないと効果・効能が期待できないと言われているからです。
より良質なものをということになってくると、収穫するまでには6年間もの歳月がかかります。
収穫までに6年間という長い期間をかけて丁寧に栽培された高麗人参は、私たちの健康を支えてくれる非常に優れた健康食材になってくれるというわけです。