強い体へ

アルカロイドで免疫力アップ

高麗人参は古来より長期間服用しても副作用などの出てこない上薬として漢方の世界で珍重されてきました。
近年の研究で、そんな高麗人参の効果・効能に非常に重要な役割を果たしているのがアルカロイドだということが分かってきています。
アルカロイドというと一般的には非常に有毒性の強い成分として知られていて、トリカブトや毒キノコなどに含まれています。
ごく少量を薄めて薬として利用されたりもしているものですが、高麗人参に自然と含まれているものについては免疫力を高める働きがあることが分かっています。
免疫力を高めるという働きは、全身の様々な部分に良い影響を与えます。

例えば、最近注目されているものでいうと、がんの治療です。
がんは何らかの原因で免疫力が低下するとできてしまいます。
そのため、がんの予防には免疫力を高めるということが大切になってきますし、できてしまったがんを治療していく過程でも免疫力を高めていくということはとても大切なことになってくるのです。
免疫細胞が活性化した状態になってくると、がんは免疫細胞によって攻撃されるようにもなりますし、治療中に起こってしまう副作用を軽減することにもつながるからです。

このように、がん治療にも役立てられている免疫力を向上させるという方法ですが、特に虚弱体質という方にとってはとても大切なことです。
というのも、免疫力が高まるということは体の自然治癒力が活性化されるということだからです。
それまで風邪をひきやすかったという方でも風邪をひきにくくなることが考えられますし、なんとなくいつも体調が優れないというような症状も改善していける可能性があります。
その他にも、アルカロイドはアトピーや後天性免疫不全症候群・肝障害・糖尿病などの改善に役立つということが分かっています。
不老長寿の薬などと言われて用いられてきた高麗人参ですが、その中に含まれるアルカロイドの働きは、確かにより若々しく健康でいるために役立つ成分と言えるでしょう。