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野菜のにんじんとは違うの?

高麗人参というと名前に人参とついていますので、普通料理に使われる赤い人参と同じ種類のものなのかな?と考えてしまいます。
しかし、実は野菜の人参と高麗人参とは全くの別物なのです。
普通の人参はセリ科の1年草植物なのに対して、高麗人参はウコギ科の多年草です。
他にウコギ科というと、ウドやタラノキ・ヤツデなどがありますが、どれも人参とはかけ離れています。

やはり全くの別物といえそうです。
ちなみに、日本に入ってきたのは高麗人参の方が先です。
高麗人参が約2000年前には日本に渡ってきていたという記録があるのに対して、野菜の人参はというと16世紀頃にやってきたと言われています。
そして、野菜の人参の見た目が高麗人参に似ていることから人参と呼ばれるようになったと言われています。
他の国では高麗人参と野菜の人参の名称が同じというところはありません。

もちろん、その効果・効能という点でも全く違ってきます。
野菜の人参ももちろんカロチンなどが豊富で栄養たっぷりですから、ぜひともたくさん食べたいものではありますが、高麗人参のように薬効が期待できたり古くから漢方薬として利用されたりといったことはありません。
一方高麗人参はというと、多くの場合には料理に普通に利用するというよりも、漢方薬やサプリメントとして利用されることの方が多いものです。
昔から滋養強壮に良いと言われており、現在では特に高血圧や糖尿病の改善などにも効果的というふうに言われています。

このように見ていくと、高麗人参と野菜の人参は全くの別物であるということが分かります。
ただ単に見た目がなんとなく似ているからという理由で人参と名づけられたのが野菜の人参というわけです。
ですから、高麗人参よりも安いからといって野菜の人参を食べたとしても、特別な効果・効能を得られるということはありません。
高麗人参の薬効を感じたいのであれば、やはりきちんと高麗人参を取り入れなければいけません。